2015年3月開業!北陸新幹線が京都にもたらす影響

      2016/08/24

北陸新幹線
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2015年3月14日、長野新幹線が石川県金沢市までつながり、北陸新幹線が開業します。
東京・金沢間を約2時間半で結ぶ北陸新幹線の開通に、石川をはじめ北陸では盛り上がっております。

「東京から金沢やったら、京都は関係ないやん」

と思いがちですが、ところが北陸新幹線開業による京都への影響は決して小さいとは言えません。
今回はその3つの影響について調べました。

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影響その1 サンダーバードが不便になる?

サンダーバード出典:Wikipedia

最も直接的な影響は、JR西日本の特急・サンダーバードへの影響です。サンダーバードは大阪・京都と北陸を結ぶ交通の重要路線。ビジネスや観光・帰省などで利用したことのある方も多いと思われます。
JRは北陸新幹線の開業に合わせ、サンダーバードの金沢ー富山・魚津間を廃止することを決定。
金沢ー富山間は、シャトルタイプの新幹線「つるぎ」を運行します。

つまり、「これまでは京都から富山までサンダーバード一本で行けたのに、北陸新幹線開業以降は金沢で新幹線もしくは在来線に乗り換えなければならない」ということ。

所要時間の面でも、費用の面でも、北陸と関西方面のアクセスが不便になるのです。

影響その2 人口・経済の流れが大きく変わる?

北陸新幹線ルート出典:JR西日本

古来北陸は首都圏よりも近畿圏に近く、経済的にも文化的にも関西とつながりがあります。
ところが北陸新幹線の開業により、東京を中心とした首都圏へのアクセスが圧倒的に向上。
これにより、人口や経済・物資などの流れが大きく変わると予想されています。
観光客の流れや、企業の拠点、そして大学の学生の受験動向にまで影響が?

大学も危機感を募らせる。石川県内の高校生の大学進学先は関西圏が首都圏よりもやや多いが、学生を東京にとられかねない。立命館大は昨年から石川県内の高校訪問で、「首都圏より生活費が安い」など京都で生活する利点を前面に出して学生確保に力を入れている。(2014年7月28日・京都新聞より引用)

首都圏が近くなる上に、「影響その1」で述べたように近畿圏とのアクセスが不便になることで、この流れはさらに加速する可能性があると言えます。

影響その3 福井以西の延伸でさらに影響が?

北陸新幹線敦賀以西出典:Wikipedia

北陸新幹線は、今後どうなるのか?
政府は現在建設中の金沢から敦賀の区間について、当初より予定を三年早め2023年に開業の予定とすることを発表しました。

つまり、2023年には敦賀まで新幹線が延伸することにより、サンダーバードの運行縮小は容易に予想ができます。
京都から福井や金沢までも直通で行けなくなる可能性があるということです。
それにより、「影響その2」にて述べた「人・金・物」の流れの変化に加速がかかるでしょう。

また敦賀より西については未定で、現在米原経由・湖西線経由・若狭方面経由が候補に挙がっていると言われます。
米原経由・湖西線経由についてはいずれも現在の東海道新幹線に合流することが予想されますが、現在の東海道新幹線のダイヤは過密状態であることもあり、乗り入れに関しては未定。
また、若狭方面経由は京都府亀岡市周辺を通って大阪に至るルート案であり、京都駅は経路に含まれていません。
いずれの経路が採用されたにしても、京都と北陸のアクセスが向上する要素は少ないと言えます。

まとめ

今回は北陸新幹線が京都にもたらす影響について調べてみました。
首都圏に比べると、京都にとってそのメリットは少ないあるいは全くないと言えるでしょう。

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 - 交通, 京都観光, 社会