京都の世界遺産を巡ろう!!【郊外エリア編】
2020/08/26
「京都の世界遺産を巡ろう!!」シリーズ。
今回は、郊外エリアのご紹介です。
はじめに注意点としては、今回ご紹介する世界遺産はいずれも京都市郊外、あるいは京都市外に位置しています。
そのため、アクセスは他の観光地に比べるとよいとは言えず、マイカーやレンタカーによる移動の方が便利な場合も。
またそれぞれが遠く離れているため、移動時間も含めたスケジュール設定がキモとなります。
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高山寺
出典:Wikipedia
高山寺は京都市右京区にある真言宗の寺院。
紅葉の名所として有名であり、また「鳥獣人物戯画」は誰もが見たことのある絵ではないでしょうか。
※「鳥獣人物戯画」は現在は甲・丙巻が東京国立博物館、乙・丁巻が京都国立博物館に寄託保管されている。
京都市内とはいえかなりの山間部にあり、自家用車やタクシーによる観光がおすすめと言えます。
「嵐山高雄パークウェイ」が近くを走っており、紅葉の時季のドライブに最適。
ドライブの一環として訪れる観光客が多いです。
住所:京都市右京区梅ケ畑栂尾町8
アクセス:JRバス高雄・京北線「栂ノ尾」「周山」行で「栂ノ尾」下車
京都駅発・四条大宮・二条駅前・円町などを経由
京都市営地下鉄烏丸線四条駅から、市バス8系統で約50分、高雄下車徒歩約15分。
栂ノ尾バス停近くに市営駐車場があり
醍醐寺
出典:Wikipedia
醍醐寺は京都市伏見区にある寺院で、豊臣秀吉が愛した「醍醐の桜」の花見スポットとしても有名です。
約200万坪にもわたる広大な敷地を有し、数多くの建造物があります。
注意点としては、住所区分は「京都市伏見区」に属しますが、「寺田屋」や「伏見稲荷」のある伏見区中心地からは離れており、地理的には「京都市山科区」に近いと言えます。
アクセスも、山科方面からの方が良好です。
住所:京都市伏見区醍醐東大路町22
アクセス:京阪バス 「醍醐寺」「醍醐三宝院」下車
京都市営地下鉄東西線 醍醐駅下車 徒歩10分
延暦寺
出典:Wikipedia
延暦寺は比叡山全域を境内とする寺院で、平安時代に最澄によって開かれた天台宗の総本山として有名。
「南都北嶺」という言葉に代表されるように、日本の仏教史の中心を成しており、平安京の鬼門を守るとともに、織田信長による「比叡山焼き討ち」など、日本史上に大きな影響を与えてきました。
仏教界の中心にふさわしく、数多の国宝や重要文化財が現存しています。
京都市内からのアクセスは、バスもしくは自動車。
少なくとも半日は予定したスケジュールにて回ることをおススメします。
住所:滋賀県大津市坂本本町・京都市左京区
アクセス:京阪バス「延暦寺」下車
京都市街より車にて約40分
平等院
出典:Wikipedia
10円玉の図案としても有名な平等院は宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院です。
開基は藤原道長の子・藤原頼通で、境内には数多くの国宝・重要文化財が現存します。
宇治市は京都市の南側に位置し、京都駅からはJR線や京阪線、国道24号線などで結ばれ、多くの観光客でにぎわいます。
住所:京都府宇治市宇治蓮華116
アクセス:JR奈良線 宇治駅下車 徒歩10分
京阪電鉄宇治線 宇治駅下車 徒歩10分
宇治上神社
出典:Wikipedia
宇治上神社は宇治市にあり、隣接する宇治神社と対をなしています。
歴史は古く、本殿と拝殿は国宝に指定され、本殿は平安時代に建立され、神社建築としては現存している最古のもの。
宇治川の対岸には平等院があり、宇治観光では合わせて回るのがおすすめです。
住所:京都府宇治市宇治山田59
アクセス:京阪電鉄宇治線 宇治駅下車 徒歩10分
JR奈良線 宇治駅下車 徒歩20分
まとめ
以上、今回は京都郊外エリアにある世界遺産をご紹介いたしました。
基本的に管理人は、京都観光は交通機関を利用しての観光をおススメしていますが、今回の名所に関してはその限りではないと言えます。
いずれにしましても、有意義な時間を過ごせるよう、京都の旅をお楽しみください。
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