【新幹線?自動車?】大分から京都の交通手段徹底比較
2020/08/26
京都観光。交通手段はどれを選ぶべきか?
一般的には新幹線を想像しますが、
他にも在来線、飛行機、高速バス、自動車などの選択肢もあります。
今回は大分から京都へ向かう場合、
はたしてどの交通手段が速いのか?安いのか?
徹底比較してみました。
条件・記載内容は以下の通り。
- いずれもJR大分駅を出発点、京都駅を終着点とする。
- 時間、料金金額はいずれも片道。
さあ、各交通手段の徹底比較スタートです!!
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目次
新幹線~時間・費用ともにバランス良~
やはり定番は新幹線でしょう。
大分から小倉までは特急「ソニック」を利用し、
小倉から新幹線に乗り換えます。
所要時間は「のぞみ」なら約4時間。
料金は、普通席自由席で片道16,790円。
所要時間・交通費共にバランスが良く
やはり王道と言えます。
注意点は「みずほ」「さくら」などの九州新幹線の場合は、
新大阪どまりとなるため乗り換えを要します。
「のぞみ」東京行を利用すれば、
小倉から京都まで乗り換えなしで到着できます。
在来線~時間と体力のある方向け~
経路:日豊本線-山陽本線-東海道本線
所要時間:約14時間
料金:10,700円
佐賀を早朝に出ても京都着は夜となります。
新幹線との差額は約6,000円。
また、上記路線は直通列車はないため、
乗り換えが多数必要となり接続もスムーズとは言えません。
時間と体力と余裕がある場合、
もしくは青春18きっぷなどを利用する以外はあまり現実的とは言えません。
高速バス~圧倒的な低コスト~
格安交通の代表格「高速バス」
大分-京都間にはJRバス路線は設定されていません。
他社では近鉄バスの夜行路線が設定されており、
所要時間は約12時間、料金8,200円~。
大分新川バス停やトキハ前で乗車することができ、
三宮や大阪を経由して京都駅八条口に到着します。
時期や曜日によって価格は変動しますが、
新幹線を利用するよりもかなり費用を抑えることが出来ます。
飛行機~京都は飛行機は不便?~
大分空港からは大阪伊丹空港行の便が設定されています。
大分空港は大分駅から離れてはいますが、
空港行のリムジンバスが運行されています。
所要時間は4時間強、料金は2万円台後半といったところでしょうか。
伊丹空港から京都まで、電車を使うか、バスを使うか、
あるいは京都市内での行先、
航空券の時期や予約での料金の変動などもありますが、
新幹線と時間的にはさほど変わらず料金は一万円以上高額となります。
新幹線の方が安く、便利といえるでしょう。
自動車~自由度と人数次第ではコスト減も~
マイカーをお持ちの方は、移動も観光もマイカーというのもありです。
自動車での経路は以下の2パターンが考えられます。
山陽自動車道経由
大分自動車道から関門経由で本州に上陸し、
中国道を東上する経路です。
●ガソリン代:約4600円
経路:大分自動車道・大分IC-大分自動車道-東九州自動車道-北九州JCT-九州自動車道-中国自動車道-名神高速・京都南IC
約700キロ
ガソリン代:130円/L
燃費:一般的な普通車20km/Lとした場合
●高速料金(大分IC-京都南IC):通常料金14,930円・深夜ETC10,140円
●所要時間 約8時間
フェリー・四国経由
佐賀関から愛媛・三崎間を九四国フェリーにて移動、
松山自動車に入り、瀬戸大橋経由で本州に上陸する経路です。
フェリーは車の大きさ、人数によって料金が変動します。
●ガソリン代:約3500円
経路:佐賀関-フェリー-三崎
松山自動車道・伊予IC-高松自動車道-山陽自動車道-中国自動車道-名神高速・京都南IC
約530キロ
ガソリン代:130円/L
燃費:一般的な普通車20km/Lとした場合
●フェリー料金 1台:5,040円~(運転手運賃含む)+他旅客料金
●高速料金(伊予IC-京都南IC):通常料金10,920円・深夜ETC6,960円
●所要時間 約8時間
もちろんガソリン価格や道路状況、
車の性能によって変動しますが、
金額だけを見ると新幹線よりも高く、
所要時間は比較にはなりません。
ただし人数が多い場合にはかなり交通費を節約できるというメリットがあります。
結論
所要時間・交通費共に新幹線がバランスよし。
安さなら高速バス、
大勢で京都観光に行くなら自動車、
飛行機をより新幹線の方が安くて速い。
総合的には新幹線の勝利といえるでしょう。
以上、【新幹線?自動車?】大分から京都の交通手段徹底比較でした。