嵐山観光の王道!保津川下りの魅力

      2020/08/26

保津川下り
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京都の観光エリアでも嵐山は有数の人気スポットです。
嵐山には天龍寺をはじめ、多くの観光名所がありますが
、中でも今回は管理人が「嵐山観光の王道」とおすすめする、「保津川下り」の魅力をご紹介したいと思います。

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保津川下りとは

保津川下りの紅葉出典:亀岡市

保津川は京都市の北部を水源とする桂川は亀岡盆地を流れ、大堰川・保津川・桂川と名を変え、鴨川・淀川と合流し大阪湾に注がれます。古くは江戸時代より、保津川の水運は木材などの物資輸送に使われてきました。
亀岡市から景勝地・嵐山まで約16kmに渡る保津川の峡谷を、縫いながら約2時間かけて下る保津川下りは、年間約30万人もの人が訪れる観光スポットとして世界的に有名です。

ご予約・お問い合わせ先 保津川遊船企業組合
〒621-0005 京都府亀岡市保津町下中島2
Tel:0771-22-5846 Fax:0771-25-1550

保津川下りの魅力 四季折々の景観

保津川下りの景色出典:船頭ブログ

保津川峡谷の両岸には山が迫り、四季折々さまざまな風景にその姿を変えます。

春には桜の名所として、川面には桜吹雪が舞い、
夏には緑と清流が織りなす風光明媚な景色。
秋には京都有数の紅葉の名所として紅く染まった山々、
冬には雪に包まれた峡谷。

流れは激流あり、深淵あり。
流域には悠久の川の流れによって刻まれた数多くの巨岩・奇岩の数々があり、船旅を一層盛り上げてくれます。

自然美と激流を楽しむ、これが保津川下りの魅力です。

保津川下りの魅力 個性あふれる船頭さん

保津川下りの船頭さん出典:亀岡市

保津川下りの魅力は景色だけではありません。
二時間の旅を盛り上げてくれる個性的な船頭さんたちも保津川下りの人気の秘密。
若手からベテランまで、船の運航を任せるたくましい存在であり、頼れる観光ガイドでもあります。
また船頭さんたちは船を操るだけでなく、台風などで保津川が荒れたあとには流木を撤去したり、水路を確認したりと、まさに保津川の管理人でもあるのです。

ちなみに終点の渡月橋でお客様と別れた後、船はトラックに積まれて国道9号線経由で乗船場へ戻って行きますが、船頭さんたちはJR嵯峨嵐山駅より嵯峨野線にて亀岡へ戻られます。

保津川下りの魅力 トロッコ列車と合わせてさらに倍増!!

保津川下りとトロッコ列車出典:亀岡市

保津川下りは当然のことながら一方通行。
乗船場までの行き方はさまざまあります。
JR亀岡駅から徒歩で行くこともできますが、なんといっても嵯峨野観光鉄道の「トロッコ列車」がおすすめです。
トロッコ列車の終点「トロッコ亀岡駅」からは保津川下り乗船場行きのバスが出ています。
逆に、保津川下りの終点・渡月橋周辺からは「トロッコ嵯峨駅」「トロッコ嵐山駅」まで徒歩での嵐山散策がおすすめ。
付近には天龍寺・竹林の道・野宮神社といった観光名所があります。

亀岡周辺は京都市内に比べると観光名所は少ないので、
嵐山⇒トロッコ列車⇒保津川下り⇒嵐山の順番で。
乗船場まで車で来られる、あるいは亀岡方面の観光・宿泊を予定している場合は、
乗船場⇒保津川下り⇒嵐山⇒トロッコ列車⇒亀岡の順番がよいでしょう。

保津川峡谷ですれ違う、船と列車のお客様が互いに手を振るのは独特の観光シーン。
トロッコ列車の駅では、保津川下りとのセット券も販売しているのでおすすめです。

まとめ

以上、今回は「嵐山観光の王道!保津川下りの魅力」をご紹介いたしました。
なお、保津川下りは荒天や増水で運航中止になることがありますので、ご注意ください。
また桜やGW、紅葉のシーズンは混雑が予想され、まれに満隻で乗れない場合もあるとのこと。
付近の観光も含めしっかりとスケジュールを立てて、濃密で有意義な観光が楽しんでください。

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