【左側なのに右京】右京区あるある【大渋滞】

      2016/08/24

嵐電夕子号
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1200年の歴史を誇る京都の街は、その街並みも風習も独特なものが多いです。
生活していると観光都市・歴史都市の「京都ならでは」「京都だからこそ」の出来事がたくさんあります。
今日はそんな「あるあるネタ」の中でも京都市右京区にまつわる「右京区あるある」をまとめてみました。

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京都市右京区

京都市右京区は京都市の11区のうちのひとつ。
東は西大路通周辺、南は桂川、北と西は山岳部に囲まれた範囲です。
1931年に現在の右京区の市街部を構成する地域が京都市に編入され誕生しました。
2005年に京北町が編入されてからは、京都の区の中で最大の面積を誇ります。
区内は市街地と山岳部に分かれ、住宅や観光地が多くあります。
天龍寺や龍安寺・仁和寺などの「世界遺産」を筆頭に数多くの観光名所があり、中でも嵐山周辺は一大景勝地として全国的に有名です。

「地図の左側」なのに「右京区」

京都御所

観光客の方が京都の地図を見てまず戸惑うのは、
「地図の左側に右京区」があるということだそうです。
標準的な地図は上下に「北南」、左右に「西東」で描かれていますが、右京区は左側にあり、左京区は右側にあります。

これは平安京以来の区分に由来します。
平安京は中国の長安をモデルに造営された都で、京都御所を北の中心に配置し、南側に都が広がります。
天子様すなわち歴代の天皇陛下は、御所の玉座に南向きにお座りになり(南面)、政務をとられたのです。
つまり「右京」「左京」は天子様の側から見た左右ということになります。
よって現在も「右京区」「左京区」の地名として残っているわけです。

ちなみに旧京北町編入の後は、右京区は京都市の北部にも大きく広がりました。
地図で見ると「上京区」よりも上に、「北区」よりも北に位置し、もはやなんだかわかりませんね。

「京都の街は碁盤の目」ではない

平安京出典:Wikipedia

「京都の街は碁盤の目」などとよく言われます。
確かに市内の中心部は平安京以来の街並みを踏襲し、東西南北の通りに沿って街が広がっています。
しかし、右京区ではこの法則は通用しません。
右京区の大半は碁盤の目とはかけ離れた曲がりくねった道や、斜めに走る道がたくさん。
これもまた平安京に由来します。

平安京の中央を南北に走る「朱雀大路」は現在の千本通に比定され、東西に都が広がっていました。
東端は現在の寺町通から新京極通あたり、西端は天神川通のあたりまで。
「新京極」「西京極」といった地名もかつての都の端っこを連想させますね。

つまり右京区の中でも、天神川通以東の西院や西京極・山ノ内といった地域は、かつて平安京の範囲内であったため「碁盤の目」に該当しますが、それ以外の地域は近代に入って街並みが整備されたため、旧街道や川、田んぼのあぜ道などに由来する道路が多く、よって東西南北が明確ではないのです。

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観光シーズンは大渋滞

三条通出典:http://hananoie.gr.jp/

右京区には数多くの観光名所があります。
桜や紅葉のシーズンには全国から観光客が訪れます。
ところが右京区は幹線と言える道路が多くありません。
市内中央部からは新丸太町通・三条通・四条通が走っていますが、いずれも大渋滞。
南北に走る道も少なく、さらにはシーズンには嵐山のメインストリートは歩行者天国になるため、車の移動が難しいです。
特に三条通は1車線でバスの往来も多いため、渋滞は並ではありません。
車よりも自転車の方が早いなんて状況もざらです。
また抜け道も多くないので、明らかに他府県ナンバーの車が抜け道に失敗して往生している姿もよく見かけます。
やはり京都観光は車は不便ですね。

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路面電車の線路でこける

京福路面電車出典:Wikipedia

右京区の鉄道はJR嵯峨野線と京福電鉄。
この二つの路線は観光客はもちろん、地元の方も通勤や通学で利用します。
そしてこの京福電鉄ですが、一部区間が路面電車になっています。
範囲としては西大路三条駅から蚕ノ社駅周辺までと、太秦広隆寺駅前。
路面電車と車やバイクが並走する、右京区ならではの光景です。

この路面電車区間がくせものです。
金属製の線路はすべる上に、路面に溝を構成しています。
雨の日や冬場の凍結時など、線路で転倒するバイクや自転車が多発。
特に自転車はタイヤが線路に溝にすっぽりと入るため危険。
線路を超えるときは鋭角に入りすぎると、間違いなくハンドルを取られます。
こんな悩みは右京区ならではではないでしょうか。

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豊富な野生生物

岩田山モンキーパーク

右京区は大半が山岳部をしめ、市街地にも川や水路、田園が多くあるため、自然が豊富です。
カエルや蛇はもちろん、郊外に行けばサルやシカ、イノシシなどもいます。
嵐山の岩田山には「嵐山モンキーパーク」という、野生のニホンザルが住んでいる公園があり、たまに嵐山の観光地域にサルが出没しニュースになることも。

まとめ

今回は「右京区あるある」をご紹介しました。
都会と自然、歴史と人が融合した京都ならでは、右京区ならではのネタと言えるでしょう。

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