【サンダーバード?自動車?】金沢から京都の交通手段徹底比較【石川県】
2020/08/26
京都に行く場合、どの交通手段がよいのか?
一般的には鉄道を想像しますが、
他にも飛行機、高速バス、自動車などの選択肢もあります。
今回は石川県金沢市から京都へ向かう場合、
はたしてどの交通手段が速いのか?安いのか?
徹底比較してみました。
条件・記載内容は以下の通り。
- いずれもJR金沢駅を出発点、京都駅を終着点とする。
- 時間、料金金額はいずれも片道。
さあ、各交通手段の徹底比較スタートです!!
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目次
鉄道~安定の速度と料金・豊富な本数~
特急サンダーバード
真っ先に思い浮かぶのはサンダーバードでしょう。
所要時間は約2時間10分、料金は自由席で6,380円。
本数も一日20往復以上と豊富で
金沢発始発は朝5時台、京都発終電は21時台と
日帰り旅行にも対応できるダイヤです。
注意点としては、このサンダーバード非常に天候に弱く、
強風や積雪の場合は運休や湖東経由への経路変更があり、
ダイヤがみだれることでしょうか。
しかしながら料金・速度ともに王道と言えるでしょう。
北陸新幹線開業の影響は?
しかし安定のサンダーバードにも暗雲が。
2015年3月に東京-金沢間で開業した北陸新幹線ですが、
2023年には福井まで延伸の予定。
現在金沢駅まで伸びているサンダーバードが
福井どまりになる可能性も。
北陸新幹線の開業に伴い、
従来富山・魚津直通だったサンダーバードは
全て金沢どまりとなっており、
北陸新幹線の負の効果が波及する可能性もゼロとは言い切れません。
さらに敦賀以西については未定であり、
いずれにしても北陸新幹線の今後は目が離せないと言えます。
在来線
続いてはサンダーバードなど特急を利用せずに在来線で移動した場合。
金沢駅より北陸本線と東海道線を乗り継ぎます。
所要時間は約4時間、料金は4,000円。
時間は倍近くなり、2,000円以上を節約できます。
しかしこの区間は直通列車はないため、
福井や敦賀での乗り換えが必須。
事前に接続の良いダイヤを確認し、
極力乗り換えと待ち時間の短いコースを調べた方が無難です。
高速バス~リーズナブルNo.1~
格安交通の代表格「高速バス」
JRバスは京都-金沢間では昼行・夜行の便が設定されており、
合わせて8往復が運行されています。
所要時間は昼行が約4時間超・夜行が約7時間。
料金は時期や曜日によって異なりますが、下記の通り。
- 昼行3列便 4,000円~
- 昼行4列便 3,600円~
- 夜行3列便 4,200円~
- 夜行4列便 3,800円~
更に早割で1,000円近く安くなる場合もあるため、
予定が決まっている、あるいはバスを苦にしない方には
お勧めのプランです。
バスが到着した朝、あるいは観光を終えてバスを乗る前に、
京都タワー大浴場でひとっ風呂というのもありですね。
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自動車~自由度と人数次第ではコスト減も~
マイカーをお持ちの方は、移動も観光もマイカーというのもありです。
マイカーの場合の費用は下記のとおりとなります。
●ガソリン代:約1,700円
経路:北陸自動車道・金沢西IC-米原JCT-名神高速・京都東IC
約261キロ
ガソリン代:130円/L
燃費:一般的な普通車20km/Lとした場合
●高速料金(金沢西IC-京都東IC):通常料金5,660円・深夜ETC3,960円
もちろんガソリン価格や道路状況、車の性能によって変動しますが、
サンダーバードより安い料金です。
そして自動車ならではの利点は
「人数が多ければ多いほど割安になる」という点。
市内観光でのガソリン代や駐車場代も別途かかりますが、
みんなでワイワイ楽しみながらの移動も旅行の醍醐味です。
ちなみに所要時間は平均速度80KMで約3時間30分。
途中サービスエリアなどで休憩を取り、
くれぐれも安全運転でお願いいたします。
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結論
安くしたいなら高速バス、
大勢で京都観光に行くなら自動車
総合的にはサンダーバードの勝利といえるでしょう。
以上、【サンダーバード?自動車?】金沢から京都の交通手段徹底比較でした。