京都観光・効率よく名所を回るコツ5つ

2015/01/22 2020/08/26

せっかくの休みの京都観光。
できることなら効率よく観光地を回って有意義に時間を使いたいですよね。
京都観光は時間との闘い。
効率の悪い観光は移動と待ち時間で時間を無駄にし、ただ疲れに行っただけの結果になりまかねせん。
桜や紅葉シーズンならなおさら。
今回は時間を有意義に使いたいあなたのための、「京都観光・効率よく名所を回るコツ5つ」をご紹介します。

関連記事：
【永久保存版】京都の観光名所一覧【人気スポット100選】

1 エリアを絞って回ろう
2 地下鉄を利用して回ろう
3 フリー乗車券を使って回ろう
4 地図は不可欠・近い距離は歩こう
5 食事はコンビニも辞さぬ覚悟で
6 まとめ

エリアを絞って回ろう

まず第一のコツはエリアを絞って回ることです。
京都は意外に広く、観光地もエリアごとに集中している傾向があります。
各エリアはかなり離れており、エリアをまたいでの移動は時間をロスします。

例えば人気の清水寺から金閣寺へ移動しようと思ったら、最低でも1時間以上、シーズンなら更にかかると思ってください。
極力各エリア間の移動は避け、エリア周辺の名所を集中的に回ることが大事です。

地下鉄を利用して回ろう

出典：Wikipedia

京都観光のキモは交通手段です。
市内は数多くのバス路線が走っています。
バスは名所の近くで止まるため非常に便利ですが、観光シーズンにはバスは来たけれど混雑で乗れない、なんてことも。
また、京都市内は渋滞しやすいため、極力車での移動は避けたいところ。
特に四条河原町周辺は一車線化が行われた影響もあり、歩いたほうが早い場合も。

その際のキーとなるのが地下鉄です。
市営地下鉄烏丸線は京都市内を南北に走っており、各駅からは他の東西に走る他の路線の乗換えや、バスへの乗り継ぎが可能。
基本は地下鉄や他の電車で行けるところまで行き、バスに乗り継ぐ、これが移動時間短縮のコツです。

フリー乗車券を使って回ろう

出典：京都市交通局

京都観光の便利なところは、フリー乗車券が充実していること。
現在主要なものだけでも、下記のお得な乗車券が発売されています。

市バス・京都バス一日乗車券カード

京都市営バス・京都バスの均一運賃区間が1日乗り放題。
大人　500円　　小児　250円

市営地下鉄1dayフリーチケット　

京都市営地下鉄全線が1日乗り放題。
大人　600円　小児　300円

京都観光一日（二日）乗車券

　
京都市営バス・地下鉄全線と京都バスのほとんどの路線が一日または連続二日間乗り放題。
一日乗車券　大人 1,200円　小児 600円
二日乗車券　大人 2,000円　小児 1,000円

京都地下鉄・嵐電1dayチケット

京都市営地下鉄全線と嵐電（京福電車）全線が1日乗り放題。
1,000円（大人のみ）

フリー乗車券は交通費を安く上げるだけでなく、切符を買ったりする時間を節約するメリットもあります。
また、フリー乗車券の有効ルートを確認することで、さらに効率的なプランを立てることもでき一石二鳥です。

地図は不可欠・近い距離は歩こう

旅に地図は不可欠ですが、具体的に距離や所要時間のわかるスマホアプリなどがおすすめです。
ガイドには「〇〇駅下車」や「バス停××前」などと書いてありますが、実際は交通機関を使うよりも歩いた方が近い場合もざらにあります。
道路の混む季節や時間帯はなおさら。
最強の交通手段は徒歩です。

食事はコンビニも辞さぬ覚悟で

京都の観光地は市街から離れているエリアも多く、名所の周辺で食事をできる場所は多くないと言えます。
その数少ない店に観光客が集中するため、並んで待って食事をすることは大きなタイムロス。
湯豆腐や川床など、食事自体が観光目的の場合は予約が必須。
そうでない場合には、コンビニやファーストフードで済ます覚悟も必要です。
見知らぬ街のコンビニに入ってみるのも、意外と新しい発見があるかもしれません。