【知っておくべき!!】京都観光を成功させる秘訣【8つのコツ】

      2020/08/26

祇園
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日本でも有数の観光地京都。
しかし意外なことに京都観光は難しいと言われます。

「交通が便利なようで不便」
「観光シーズンは大混雑」
「名所が多すぎて回りきれない」
「移動に時間を費やし過ぎ」

などとの声をよく聞きます。
また、有名観光地であるが故に、
情報が多すぎて逆に観光客が困惑してしまうのかもしれません。
そこで今回は京都観光を成功させる秘訣を考えてみました。

関連記事:
【永久保存版】京都の観光名所一覧【人気スポット100選】

旅行の目的を明確にする

京都の桜名所

当たり前のことなのですが、
旅行・観光の目的を明確にすること。

意外と何となく京都に来たという方が多いです。
京都は広く、観光名所も多く、
観光エリアは離れており、交通も複雑。
ただやみくもに回ろうとすると、無駄が多い旅になってしまいます。

もちろん「無駄にのんびりする」という目的ならそれでよいのですが、
そうでない方にとっては無駄は大敵です。

その為にも、目的を明確に。
「有名どころを回りたい」
「桜の名所に行きたい」
「知る人ぞ知る名所に行きたい」
「うまいものを食べたい」

とにかく目的を明確に。
そして明確であればあるほど、
詳細なプランやスケジュール、
効率のいい移動や交通手段が決まり、
京都観光は濃密なものになるはずです。

観光の時期にも要注意

南禅寺の紅葉

京都観光は時期によって大きく様変わりします。

まずは気候。
京都は夏の蒸し暑さと冬の底冷えで有名ですが、
管理人の感想では他の都市、大阪や東京に比べると
「春秋が短い」という感想です。

当然個人差はありますが、
4月半ばから10月初頭までは半袖で暮らしている印象です。
特に春先は

「ダウンジャケットを来ていた数週間後には半袖」

とかなり極端なため、
観光客の方は服装の準備に戸惑います。
また、嵐山や東山方面は山が近いせいか、
時雨れることが多いので天気も読めません。

次には時期によって混雑が大きく変わります。
年始・2月末から4月初頭、GW、夏休み、11月末の連休
はかなりの混雑です。
また4月後半から6月・9月から11月は
修学旅行や遠足の学生も多く混雑します。

よって静かな方がよい、空いている方がよいという人は
断然冬がおすすめです。
桜や紅葉は時期が限られますが、
4月の春休みが終わってからと12月に入ってからは
比較的空いていると言えます。

ただし、三大祭りや花灯路・ライトアップや夜間拝観など
季節や期間限定の京都のイベントも多いので
いずれにしても目的や希望によって変わってくると言えます。

観光の効率を上げる

京都駅八条口

京都観光の目的と時期が決まったところで、
次は観光の効率を上げることが重要。
京都を回るコツは効率にあるといっても過言ではありません。

「京都 効率よく回る」
「京都観光 効率」

といった検索キーワードから
当サイトにたどり着く方も多くおられます。

効率といってもいろいろありますが、

①時間的な効率
②地理的な効率
③金銭的な効率

などがあげられるでしょう。
そしてそれらの効率を上げるために、
前述の旅の目的と時期を決めるわけです。

そして具体的に①~③の効率を上げるための作業が
以下となります。

観光エリアを厳選する

渡月橋

こちらは、上記の三つの効率全てに影響します。
京都の観光エリアはそれぞれ離れた場所に立地しており、
例えば人気の金閣寺と清水寺を移動すると
時間にして1時間以上かかります。
当然交通費もかかります。

やみくもに回ろうとすると、
結局バスと電車の記憶しか残らない旅になりかねません。

そうしたロスを減らし、効率を上げるためには
エリアを厳選し、まとめて回るのがコツです。

大まかでも市内の中央部・東部・西部・北部・南部と
五分割してコースを設定していきます。

特に嵐山は他のエリアからも離れており、
名所も数多くあるため、
一日、最低でも半日は費やしたいところです。

時間帯をうまく使い分ける

平等院鳳凰堂夜間ライトアップ

人気の嵐山や東山の花灯路ではエリア一帯に行灯が点され、
付近の寺院も夜間の特別拝観などが行われます。

また、桜・紅葉の時期には各名所も夜間ライトアップがあり、
是非とも見ておきたいところ。

夜間限定の名所やイベントも数多くある京都では
その選択も重要になってきます。

イベントの時間帯に合わせてエリアやコースを選定した方が
断然効率はアップします。

交通手段を有効に使いこなす

金閣寺

京都の交通事情は大変複雑です。

  • バス路線が豊富、逆に多すぎてわけわからない
  • 鉄道は多いようで、観光名所まではいけない場合が多い。
  • 道路は狭く、バスやタクシーはすぐ渋滞する。
  • 時期によっては歩行者天国になり、車両通行不可

などがあげられます。
かといって歩いて回るには京都は広すぎる。

京都観光のキモは交通手段の選択。
バスだけで回ろうとするともれなく渋滞し時間をロスします。
鉄道だけだと行ける場所が限られます。
自動車タクシーも渋滞がこわい。

時間的効率・金銭的効率を上げるには

ズバリ、「地下鉄+バス」です。

地下鉄で行けるところまで行き、
バスに乗り換えて観光名所へ。

場所によっては、例えば嵐山・太秦などのように
地下鉄以外の路線が便利な場合や
清水寺のように鉄道駅から離れている場合もありますが、
基本は「地下鉄+バス」です。

またこの組み合わせは一日乗車券が使えるため
交通費を節約することが出来るというメリットもあります。

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宿泊場所にこだわる

京都のホテル

宿泊旅行の場合はその場所にも注意が必要。
これも観光の目的やエリア・コースによって変わりますが、
京都を広く回る場合には、京都駅周辺または四条界隈がベスト。
京都駅からも近く、市内どのエリアにも比較的アクセスが良いためです。

特定のエリアを中心に回りたい。
特定のホテルや旅館に泊まりたい。

という場合にはこの限りではありませんが
他エリアへの移動は時間がかかります。

食事にも注意!!

京都の食事

京都の魅力は食事にもあります。
川床や湯豆腐など、人気グルメは沢山。

しかし意外と観光名所付近には飲食店が少ないのです。
その数少ない飲食店に多くの観光客が集まり、
食事をするだけでかなりの時間をロスしてしまいます。

川床などのように食事そのものが目的の場合、
あるいはどうしても立ち寄りたいお店の場合は
やむを得ませんが、予約は必須。

特にこだわりが無い場合は、
コンビニやチェーン店などで乗り切る決断も必要。

そしてコンビニすらない観光エリアもあるので要注意です。

まとめ

以上、今回は京都旅行を成功させる秘訣をご紹介しました。
時期や時間帯、エリアによって多少のばらつきはありますが
おおむね当てはまる内容だと考えます。

皆さんの旅行が少しでも濃密になるヒントになれば幸いです。

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