嵐山嵯峨野観光の穴場!宝筐院の魅力5選!

      2020/08/26

京都の紅葉
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嵐山・嵯峨野界隈には天龍寺や渡月橋をはじめ数多くの観光スポットがあります。
桜や紅葉のシーズンともなれば多くの観光客が訪れ、
渡月橋界隈は混雑し観光ムードが一気に高まります。

でも、静かに桜や紅葉を楽しみたいという方も多いはず。
そんなあなたにオススメの穴場・宝筐院の魅力をご紹介いたします。

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宝筐院

宝筐院出典:http://kyotomoide.exblog.jp/

宝筐院は嵯峨野にある臨済宗の寺院です。
南北朝時代の南朝の忠臣・楠木正行と北朝方・足利幕府二代将軍の足利義詮の墓所として知られています。
閑静な嵯峨野の一角にあり、入り口を見てもお寺と気付かないほど目立たない場所で、観光客は比較的少ないですが、一度訪れた方はまた行きたくなるという静かな人気を保っています。
まさに知る人ぞ知る、穴場なのです。

住所:京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
アクセス:JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅下車 徒歩15分
     京都市営バス・京都バス 嵯峨釈迦堂前下車徒歩3分

紅葉

宝筐院の紅葉出典:http://kouyou.nihon-kankou.or.jp/

宝筐院の魅力その1は見事な紅葉。
広すぎない庭園には数多くのカエデが植えられ、晩秋から初冬にかけて石畳を挟むように紅葉のトンネルが広がります。
庭園は室内からも見ることができるので、静寂の中畳や縁側に腰を下ろし、紅く染まった景色を眺めながら思索にふけるのもなかなかです。

宝筐院の苔

宝筐院の魅力その次は一面に生えた苔です。
庭園ではスギゴケをはじめ様々な種類の苔を見ることができます。
春に桜の花びらの乗った苔
夏の青い空と緑の苔のコントラスト
秋には紅い落葉が重なり
冬には雪の帽子をかぶり
雨上がりには水滴が輝く。
四季折々の美しい苔が、庭園を彩ります。

宝筐院の桜出典:http://kyotomoide.exblog.jp/

宝筐院は紅葉の隠れた名所として知られていますが、桜もなかなかのものです。
境内には本数は多くはありませんが、枝垂桜が咲き、緑の庭園に映えてとても美しいです。
また春にはツツジも咲き、庭内に彩りを添えます。

宝筐院の竹

宝筐院は庭園を回遊できる作りになっていますが、一角には竹が群生しています。
調べてみると宝筐院の「筐」の字は、「筐とは目を細かく編んだ竹かご」という意味とのこと。
まさに、宝の竹かごの様相を呈する見事な庭園です。

枯山水

宝筐院の枯山水庭園出典:http://kyotomoide.exblog.jp/

宝筐院の石畳を歩くと、随所に石や砂で表現された水の流れがあります。
いわゆる「枯山水庭園」で、水を使わずに水の流れを表現する日本庭園の技法です。
枯山水は室町時代以降禅宗の寺において発達したもの。
宝筐院の庭園を眺めながら禅の境地をご覧になられてはいかがでしょうか?

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まとめ

今回は「嵯峨嵐山観光の穴場・宝筐院の魅力」をお伝えいたしました。ありきたりの京都観光に飽きた方にはおすすめ、知る人ぞ知る穴場。観光客だけでなく地元京都の方にも間違いなく喜んでいただけるスポットです。

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 - 京都観光, 仏教, 名所